ホットクックを2台所有し、2年間で700回以上使っている二児のワーママが、購入を迷っている方の背中を全力で押します。
- 結論:ホットクックは買って損なし!
- ホットクックで二児ワーママの1日はこう変わった
- ホットクックのおすすめポイント
- 作業の単純さ(誰でも作れる)
- 予約調理ができる
- 調理中に他のことができる
- ヘルシーかつ美味しい
- 柔らかく作ることができるので、離乳食期から大活躍
- ホットクックのここに注意
- 炒め物系・歯ごたえのある料理は苦手
- デカい。購入前に場所の確保が必要
- 時短=「すぐに作れる」わけではない
- すべての料理が予約調理できるわけではない
- 長時間の保温で味が落ちる料理もある
- 付属のレシピ集は味が濃い
- ホットクックQ&A
- ホットクックの料理は不味い?
- ホットクックを使いこなせるか?
- 他の調理家電と何が違うの?
- ホットクックの予約機能って何?
- ホットクックのお手入れは簡単?
- 我が家でよく作るホットクック料理ランキング
- ホットクックユーザーへのおすすめ本
- まとめ こんな人にはホットクックがおすすめ
1.結論:ホットクックは買って損なし!
我が家は、第二子出産のための里帰り中に初代ホットクックを購入しました。
しかし、もともと料理が苦手なので、こんな高価な調理家電を使いこなせるんだろうか、
使わなかったら狭い賃貸マンションで邪魔になってしまうし…
と半年以上も悩んでいました。
そんな私が購入に至ったのは、朝イチで勝間和代さんがホットクックを紹介されていたのがきっかけでした。
勝間さんの合理的な考えに共感し、すぐに勝間さんの著書を読み漁りました。
読み終えた頃にはすっかり心が決まり、気づいたらAmazonでポチっていました。
2児のワーママとなった今では2台をフル稼働させ、苦手な料理を毎日作ることができています。
先日、ホットクックから「調理700回目です、おめでとうございます」という音声が流れてきて、
ああ、もうこんなに使っているのかと実感しました。(2台使っているので実際の回数はもっと多いです)
この記事では、購入を迷っている方の背中を全力で押したいと思います。
2.ホットクックでワーママの一日はこう変わった
ホットクック購入のBefore Afterをリアルにお伝えします
ホットクック購入前のワーママの一日
早起きの子供達に起こされ、朝食準備。味噌汁を作るため鍋にお湯を沸かしながら卵焼きを作る。
子「ねーねーママ本読んで~!」
私「ごめんちょっと待ってて!」
私(昼食どうしようかな…作るのめんどいな…コンビニで弁当買うか)
コンビニ⇔家の移動で15分費やす
子「ママ~お腹空いた~」
私「ごめんちょっと待ってて!」
テレビを見せている間に炒め物など作る。
夫は帰りが遅いのでラップして冷蔵庫へ。
ホットクック購入後のワーママの一日
早起きの子供達に起こされ、朝食準備。
ホットクックに味噌・水・豆腐などを入れてピッ。(実働1分:味噌汁)
もう一台のホットクックに溶き卵を入れてピッ。(実働1分:オムレツ)
子「ねーねーママ本読んで~!」
私「いいよ!」
私(コンビニ行くのめんどいな…適当に作るか)
野菜をザクザク切って肉と調味料入れてピッ。(実働3分:野菜炒め)
完成するまで仕事の続きをこなす。
子供が服を脱いでいる間に、朝仕込んでいた鍋をセットしてピッ。※予約調理もできます
お風呂の後、子供が服を着ている間に、完成したおかずをお皿に盛って冷ます。
子「ママ~お腹空いた~」
私「できてるよ!」
残りはそのままホットクックで保温。夫は帰宅後すぐ温かい料理が食べられる。
勝間さん著書に「外に買いに行くよりホットクックで作った方がラク」というような記載があったのですが、まさにその通りです。料理苦手な私でも、外出するほうが面倒に感じるほどの手軽さです。
3.ホットクックのおすすめポイント
ホットクックの基本的な使い方は、
材料を切る→調味料を入れる→ボタンを押す
です。なので、包丁を使える人、調味料の量を測れる人なら誰でも作れます。
「スペアリブ」とか「アクアパッツァ」とか、料理上手な人しか作れない(?)ようなメニューも、同じ手順で簡単にできます。
夫も昔はほとんど料理をしていませんでしたが、今では自ら進んでホットクック料理を作ってくれます。
他の調理家電と比べて、ホットクックをおすすめする大きなポイントが予約調理です。
イメージとしては、「おかずが作れる炊飯器」です。
朝起きたら炊飯器でご飯が炊けているように、帰ってきたらホットクックでおかずが完成しているのです。
出勤前に5分、仕込みの手間をかけるだけで、帰宅後すぐに食べられるって最高です。
予約調理ができない料理もある点、長時間保温することで味が落ちる料理もある点には注意が必要ですが、「帰宅してすぐ食べたい」という日にはとても便利な機能です。
ホットクックはスタートボタンを押したら、完成するまで傍にいる必要はありません。
ボタンを押したらあとは自由時間!もう一品作ったり、子供と遊んだり、本を読んだり…
我が家はスイッチを押してからお風呂というパターンが多いです。
ホットクックで作れる料理の多くが30分以内に完成するため、お風呂から上がると、出来立ての料理が食べられるので最高です。(予約調理は便利ですが、出来立てがやはり美味しいです)
ホットクックの売りは「無水調理」です。特に美味しいのは、煮物・スープ・蒸し物。
素材の味が最大限活きてくるので、少ない調味料でも美味しく出来上がります。
例えば、私がよく作る豚バラ大根の材料は、「豚バラ・大根・醤油」のみ。
だしを使わなくても、豚バラの旨味が大根によく染みてめちゃくちゃ美味しいです。
油は使わない、もしくは少量で済むのでとってもヘルシーです。
あとは勝間さんもおすすめされていた「蒸し」機能。
かぼちゃやにんじんなど、固い野菜もホクホクで、めちゃくちゃ甘くなります。
子供たちは味付けしなくてもパクパク食べてくれます。
ホットクックの料理は、基本的に柔らかめに仕上がります。
時間を調節すれば歯ごたえを残した調理も可能ですが、やはり煮物のようにじっくり火を通す料理が得意だと感じます。
野菜を大きめに切ってしまっても、ホットクックで煮込めば舌でつぶせるくらい柔らかく仕上げることも可能です。
私も、娘の離乳食期には「蒸しかぼちゃ」「野菜スープ」「薄味の煮物」などを作って、スプーンで潰してあげていました。ブレンダーも便利ですが、スプーンで簡単に潰せるくらい柔らかく作れるのでとても便利でした。
幼児食に移行した今でも、お肉も柔らかく仕上がるホットクックは大活躍しています。
4.ホットクックのここに注意
上にも書きましたが、ホットクックは煮物・スープ・蒸し物が得意です。
私の持っているホットクックには「炒め」機能も付いていますが、どうしても柔らかく仕上がってしまいます。
子供にとっては食べやすくて良いのですが、夫はもう少しシャキッとした歯ごたえが欲しいそうです。
例えば、ホットクックではチンジャオロースも作れます。味はとっても美味しいですが、ピーマンのシャキッと感は少ないです。ピーマンだけ後から投入して追加加熱…というような使い方も可能ですが、ズボラにはこのひと手間が面倒なので、柔らかいピーマンを食べています。
ホットクックには1.0L、1.6L、2.4Lの3種類の大きさがあります。1.0Lは1~2人用の小さいサイズなので、家族が増える予定があるのなら1.6Lか2.4Lがおすすめです。
でもこれ、デカい。1.6Lも2.4Lも変わらないくらいデカいです。
炊飯器より二回りくらい大きいので、とにかく場所を取ります。(最新機種は少しコンパクトになったようです)
我が家は食器棚に1台、ガスコンロの横に1台置いています。コンロ横は幅ギリギリなので、一番端のコンロは使えません。(料理のほとんどをホットクックとヘルシオで済ませているので、不便はしていません)
大は小を兼ねるので、スペースがあるなら2.4Lを購入するのがおすすめです。値段もそれほど変わりません。
勝間さんは、コンロを封鎖し、その上に調理家電を置いているそうです。潔いですね。
ホットクックは時短家電として紹介されることが多いですが、「すぐに作れる」わけではないので注意です。
例えば、圧力鍋のように、「スイッチを押してから5分で完成」という使い方はできません。
例えばホットクックでは、豚バラ大根:約25分、味噌汁:約10分、いわしの生姜煮:2時間半くらいかかります。
ホットクックの時短は、「調理中に他のことができる」という意味ですのでご注意ください。
ホットクックの売りの一つでもある予約調理ですが、付属のレシピ本を見ると、自動メニューの半分くらいは予約調理ができないレシピです。
「予約調理ですべての料理を作るぞ!」と考えている方は注意です。
ホットクックの予約機能は、食材が腐らないように、予約スイッチを押したらすぐに加熱が始まります。
そのため、料理によっては、長時間の保温により味が落ちていると感じることがあります。
例えば、「具だくさん味噌汁」は予約調理可能なメニューですが、朝セットして夕方食べると、煮詰まった味噌汁の味がして正直美味しくないです。
おでんやカレーなどは、予約調理でも美味しくできます。むしろ味が染みて美味しくなります。
ただ、多くのレシピはやはり出来立てが美味しいです。そのため我が家では、朝に「ボタンを押す前の状態」まで仕込んでおき、鍋ごと冷蔵庫に入れておき、お風呂の前にスイッチを押すことで出来立てを食べられるようにしています。
ホットクックは素材の味を活かした調理が可能なのですが、付属のレシピは正直イマイチです。(美味しいのもあります)
酒や醤油の量が多めなので、しっかりめの味に仕上がります。
私は薄味派ですし、子供にも同じものを食べさせているので、付属のレシピは使わずに調理することが多いです。
勝間さんが著書の中で紹介されている調味料の比率を使って調理すると味がばっちり決まりますので、付属のレシピがなくても大丈夫です。
注意点もありますが、それをはるかに上回るメリットがたくさん。勝間さん流の作り方は本当においしく、しかも誰でも簡単に作れるのでお勧めです。
5.ホットクックQ&A
- ホットクックの料理はマズイのか?
- 美味しくできます!
コツは、できるだけ出来立てを食べられるように工夫することと、勝間さんのレシピや、料理研究家の方が出しているホットクックのレシピ本を参考にすることです。
- ホットクックを使いこなせるか?
- 使いこなせます!料理苦手な私も、同じく料理経験の少ない夫もバリバリ使っています。
まずは毎日味噌汁を作ることから始めてみるのもおすすめです。(自信がついて、他の料理も作りたくなります)
- 他の調理家電と何が違うの?
- ホットクックの特長は、予約調理ができる点、かきまぜながら調理ができる点、スイッチを押したらあとは放置でOKな点などです。
よく電気圧力鍋と比較されますが、ホットクックは圧力鍋ではありません。
私が考えるホットクックの一番の利点は、ユーザーの多さです。他の調理家電と比べてレシピ本が豊富にありますし、SNS等で公開されているレシピも多いので、料理の幅が広がります。
- ホットクックの予約機能って何?
- ホットクックは最大15時間の予約調理の設定ができます。
例えば、朝6時に鍋をセットすれば、15時間後の夜9時に完成するような予約ができます。
食材が腐らないように、予約ボタンを押したらすぐに加熱が始まり、予約時間まで腐らない温度を保ってくれます。ですので、真夏に朝から生肉をセットして予約しても大丈夫なんです!
- ホットクックのお手入れは簡単?
- 簡単です!内蓋・つゆ受け・かき混ぜユニット・蒸気口は食洗機で洗えます。
ステンレス製の鍋は汚れがこびりつきやすく、洗いにくいですが、利便性がはるかに上回るので頑張って洗っています。
フッ素コーティング鍋のモデルも出ているので、予算に余裕があればそちらをおすすめします。
6.我が家でよく作るホットクック料理ランキング
どれも、「材料を切る→調味料を入れる→ボタンを押す」手順で完成します。
完成までの時間はまちまちですが、ボタンを押すまでの調理時間は長くてもでも5分程度です。
1位:味噌汁
2位:カレー
3位:おでん
4位:豚バラ大根
5位:牛丼
6位:親子丼
7位:牛すじ煮込み
8位:根菜のきんぴら
9位:ぶり大根
10位:いわしの生姜煮
「蒸し」機能
かぼちゃ、にんじん、さつまいも、ブロッコリーなど、野菜を蒸すと甘味が増してめちゃくちゃ美味しいです。
子供にもgood。何も付けずにパクパク食べます。
卵料理
ゆで卵は10個まで作れます。ボタン一つで綺麗なゆで卵が作れます。
ホットクックには低温調理の機能もあるので、自動メニューで温泉卵も簡単にできます。
あとは、蒸し機能を使ってオムレツや目玉焼きもよく作ります。
7.ホットクックユーザーへのおすすめ本
ホットクック購入を迷っている方、購入してこれから使う予定の方は、ぜひ勝間和代さんの著書を読んでみてください。勝間さんは、ホットクック以外にも色々な調理家電の使用経験があり、試行錯誤を重ねた上でのベストな使い方を提案されています。読み終わるころにはすっかりホットクックの虜になっちゃいますよ。
ホットクックのレシピ本では、こちらのシリーズがおすすめ。
全シリーズ持っていますが、どれも美味しい!
調味料は醤油、みりんなど、家にあるベーシックなものがほとんどで、量も多すぎずヘルシーなのに美味しいです。
8.まとめ こんな人にはホットクックがおすすめ
このような人にはホットクックを強くお勧めします!