子連れでの引っ越しは本当に大変ですよね。
我が家は先日、夫の転勤により引っ越しをしました。3歳、5歳の子供連れでの引っ越しです。
子連れでの引っ越しは2回目でしたが、「こうすればよかったな」と反省する点もたくさんありました。
この記事では、我が家の実体験をもとに引っ越しのコツをまとめています。
1.【実体験から学ぶ】荷造りにおける反省点
- 粗大ごみの回収日に間に合わない!引っ越し先で処分する羽目に
- カセットコンロのガスボンベは運搬できない!処分が大変だった
- 掃除道具を荷詰めしてしまって後悔
- 入居後にすぐ開ける段ボールに、入れ忘れたものが多々あった
粗大ごみの廃棄方法としては、
・クリーンセンターへ持ち込む
・市の指定する回収日に家の前に置いておく
等が挙げられます。
クリーンセンターへは、自分の都合に合わせて持ち込みできるのがメリットですが、
大型家具を自力で運ぶのは、かなりの労力がかかります。
我が家は、市の指定日に粗大ごみとして廃棄しました。
回収日を予約して、あらかじめ廃棄料金分のシールを購入し、回収日当日にシールを貼って家の前に出します。
大きい家具類は予定通り廃棄できたのですが、荷詰めのために片づけを進めていくと、
「これもいらないな」という家具が結構出てきました。
結局、市の回収日に間に合わず、引っ越し先まで持って行ってから破棄することになりました。
新居に粗大ごみを持って行くのはあまりいい気分ではないです(^ ^;)
盲点だったのがカセットコンロ用のガスボンベ。
引っ越し業者さんから、「ガスボンベ等爆発の恐れがあるものは運搬できません」と言われ、破棄することに。
4本入りのイワタニのガスボンベのうち、1本だけ開封済の状態でした。
ガスボンベの廃棄方法を調べたら、
「屋外でコンクリートなどに押し付けて中身をすべて出し切る」とのこと。
とりあえず使いかけのガボンベで試してみたのですが、めちゃくちゃ臭い!!
これをあと3本・・・?!身体にも悪そうだし結構手間かかるし・・・
色々調べたところ、イワタニさんの公式サイトに「未使用で錆が出ていないものに限り」、イワタニさんで処分してもらえるとの記載あり。
(参照:https://www.iwatani.co.jp/jpn/consumer/products/support/inquiry/)
上記リンクから、「お問い合わせ内容」→「カセットボンベについて」→「廃棄処分について」→「ガスを自分で抜いて処分できない」をクリックすると詳細が確認できます。
送料は自己負担、未使用で錆が出ていないもの限定、クロネコヤマトにて郵送可能とのこと。
無事郵送で処分して頂くことができました。
掃除機など大きいものは直接トラックに積むので出していましたが、
最後まで必要だったのが雑巾!
冷蔵庫や食器棚の中を空っぽにした後は掃除のチャンスだし、
家具を動かすと、掃除しきれていない汚れがたくさん出てきます。
2枚ほど雑巾を出しておいたのですが、実際はもう少したくさんあった方が掃除しやすかったです。
特に家具裏は、雑巾を洗うのも嫌になるくらい埃が付くので、
雑巾5~6枚は用意して、そのまま捨てていくのが一番楽です。
荷造りの際には、部屋ごとに荷物をまとめ、段ボールに大まかな中身をメモしておきます。
それとは別に、「入居後すぐ開ける段ボール」を用意することをおすすめします。
中身についてはこちら↓の記事を参考にしてください。
【子連れ引っ越し経験者が語る荷造りのコツ】「入居後にすぐ開ける段ボール」と「手荷物」に入れるものリスト「入居後すぐ開ける段ボール」に入れ忘れて一番困ったのは床拭きシートとハンドソープです。
我が家は早朝の搬入だったので、ホテルに前泊して翌朝8時前に新居に入りました。
新居は当然、クリーニング業者が掃除済みです。・・・しかし、床を歩くと足の裏が真っ黒に!!
クイックルワイパーのシートがすぐ取り出せず・・・車は陸送で後日到着予定だったので、コンビニに買い出しにも行けず(田舎なので徒歩では無理)困りました。
ホテルの使い捨てスリッパを持ってこれば良かった・・・!!
スリッパは入居後一番最初に必要なので、手荷物に入れておくのが一番良いかも。
さらにハンドソープも行方不明だったので、このご時世で手をしっかり洗えないのは結構ストレスでした。引っ越し当日はパンやおにぎりなどで済ますので、ハンドソープは必須です。
色々書きましたが、荷造りにおいて大切なのは、「とりあえずこれだけ開ければ、荷ほどきしなくても何日か過ごせる」という段ボールを作ることです。
引っ越ししてしばらくは段ボール山積み状態が続きます。子供が起きている時間に荷ほどきするのはめちゃくちゃ大変です。
入居後に慌てないためにも、「とりあえずBOX」はしっかり準備しましょう。
- 粗大ごみの処分は早めに!
- 運搬NGなものを、業者に確認しておく
- 掃除道具は最後まで残すこと!雑巾は多めにあると便利
- 新居でまず必要なのはスリッパ。手荷物に入れておくと確実。
- とりあえず、「すぐ開ける段ボール」に必要なものをしっかり詰めていれば安心!
2.【実体験から学ぶ】引っ越し前日のプチトラブル
- 荷造り担当者さんへの差し入れを買い忘れた!
- 「友達にお手紙書きたい」→紙と鉛筆を段ボールの山から掘り出す
- 「転んで血出た」→絆創膏を段ボールの山から掘り出す
- 「ママ~喉乾いた」→2リットルのお茶をコンビニに買いに走る
我が家は、荷造りを引っ越し業者さんにお任せしました。
子供を保育園に送り届けた後、業者さん2人が来て荷造り開始。
9時から14時頃まで、休憩もなくどんどん荷造りをしてくれました。
しかし差し入れを用意するのを忘れてしまい…作業中に家を留守にするわけにもいかず、手元にあった小さな焼き菓子を渡しました。もっとしっかりお礼したかったな~と後悔。
子供達が保育園から帰宅する頃には、部屋には山積みの段ボールだけになっていました。
「お部屋すっきりしたね~」とほっこりしているのも束の間、「明日お友達にお手紙渡したい」と言い出す息子。
お手紙書かないって言ってたじゃん・・・!!
そして「今日保育園で転んだの。絆創膏ちょーだい」と言い出す娘。
幸い、レターセットも絆創膏も段ボールの上の方にあったので何とか取り出せました。
そして「喉乾いた!」と言われ、お茶がないことに気づきました。
冷蔵庫も空っぽ、ケトルもコップも段ボールの中です。
慌ててコンビニに買いに走りました。
引っ越しでバタバタしていると、食べ物を買いに行く余裕もないので、常温で持ち歩けるパンや、子供のおやつなどは多めに用意しておいた方が良いです。
- 業者さんへの差し入れなどを渡す場合は、早めに準備する
- 子供関連のグッズ(お気に入りおもちゃ、寝かしつけ用の絵本、水筒など)は最後に荷造りする。
- 搬出前日の夕食、飲み物、翌日の朝食は買っておく。(洗うのは面倒なので紙皿や紙コップがあると便利)
3.結論
二回目の子連れ引っ越しを経験した結論がこちら。
- ごみ(粗大ごみ、捨てにくいゴミ)は早く捨てる
- 「入居後すぐ開ける段ボール」には必要なものをしっかり詰めておく
- ギリギリまで荷詰めしないモノ→掃除道具、雑巾、子供関連グッズ
- スリッパは手荷物に入れて持っていく
あと、今後も引っ越しの予定があるなら、「引っ越しメモ」を作っておくと良いですよ。
我が家は、引っ越しが決まった日から、「日付け/やったこと」を簡単にメモしていました。
引っ越しが終わってから、「こうすればよかったな」と思う箇所があったら横に追記しておくんです。
そうしておくことで、次の引っ越しの時に「いつ頃、何をするか、ポイントは何か」が明確になるのでオススメです。
子連れ引っ越しの参考になれば幸いです。