【転妻の悩み】転勤族の寝具事情。新婚夫婦はダブルベッドを買うべきか?

引っ越しの多い転勤族夫婦は、どんな寝具にするべき?

子供がいる、これから子供を予定している転勤族夫婦は、どんな寝具を使えば良いの?

引っ越しを3回経験した子持ち転妻が、おすすめ寝具を紹介します。

1.転勤族夫婦がベッドを使うメリット・デメリット

転勤族夫婦がベッドを使うメリットとして、以下の点が挙げられます。

  • 布団を出したり片づけたりする手間が省ける
  • 床から高さがあるため、ハウスダストの影響を減らせる
  • 収納付きベッドであれば、収納スペースも確保できる
  • マットレスによって、良質な睡眠が得られる

やはり一番のメリットは、出しっぱなしでOKというラクさだと思います。疲れて帰ってきて、お風呂に入って、さあ寝ようとなった時に、ベッドならそのままダイブできるのが良いですよね。

一方、転勤族夫婦がベッドを使うデメリットはこのような点が挙げられます。

  • 引っ越し先によっては、搬入が難しい物件がある
  • 大きいベッドだと、配置できる部屋や物件が限られる
  • 引っ越しの搬入・搬出作業の際に傷がつくリスクがある

我が家はシングル+セミダブルベッドを連結しているのですが、そのサイズが入る寝室を見つけるのに苦労しました。広さ的には配置できても、ドアやクローゼットが開かなくなるので諦めた物件がいくつかありました。

2.転勤族夫婦におすすめなベッドの大きさは?

転勤族夫婦におすすめなのは、「シングルベッドを2台連結」することです。

おすすめする理由は、以下のとおりです。

  • 万が一単身赴任になっても、切り離してシングルベッドとして使える
  • ダブルベッド1台よりも広くなるので、子供と一緒に寝ても余裕がある
  • マットレスがそれぞれ独立しているので、お互いの睡眠を邪魔しない
つくし
つくし

転勤族の友人たちの失敗エピソードをご紹介します

ダブルベッドで失敗例①

結婚し、ダブルベッドを購入した友人A。新婚時は問題なかったものの、子供が産まれて一緒に寝るようになると狭く感じるように。結局パパだけ床に布団を敷いて寝ている。

ダブルベッドで失敗例②

結婚し、ダブルベッドを購入した友人B。旦那さんが少しの物音などで起きてしまうタイプで、友人Bが寝返りをするたびに目が覚めてしまうとのこと。妊娠して腰痛がひどくなり、何度も寝返りをうってしまうため、旦那さんに気を使って夫婦別々で寝るようになった。

クイーンサイズベッドで失敗例③

家族でクイーンサイズベッドを使っていた友人C。遠方へ転勤が決まり、旦那さんが単身赴任に。数年後には戻ってくる予定なので、シングルベッドを新たに買うのは勿体ないと思い、不便だが布団で寝ている。旦那さんは布団の出し入れを面倒がって常に出しっぱなしの状態。

つくし
つくし

シングル×セミダブルや、セミダブル2台だったらもっと広々使えて快適ですが、どこに転勤しても間取りに苦労しないサイズはシングル2台だと思います。

3.転勤族におすすめな収納付きベッドは「跳ね上げ式」

どこに引っ越すか分からない転勤族には、余剰スペースが確保できる収納付きベッドが超便利です。

収納付きベッドの中でも、特に「跳ね上げ式」をおすすめします。なぜなら、

引き出し式の収納ベッドだと、間取りによっては引き出しが使えない可能性があるからです。

引き出しを開けるためのスペースが必要なので、その分間取りが限定されてしまうかもしれません。

跳ね上げ式であれば上に開くだけなので、最小限のスペースで設置することができおすすめです。

我が家はニトリの跳ね上げベッド(←公式サイトへ移動)を使っています。

4.ベッドを連結する際に、我が家が使っている便利アイテムをご紹介

我が家が使っているのは元々連結用のベッドではないため、子供がピョンピョン跳ねたりしていると、連結部分の溝があいてきてしまいます。

そんなときに便利なのが「ワイドベッドカバー」「すきまパッド」「マットレスバンド」の三点です。

一番オススメなのはワイドベッドカバー。二台の境目をフラットにしてくれるので、子供が隙間に挟まれたりすることもないし、ゴロゴロ転がりやすくて気持ちいいです。

我が家が愛用しているのは、楽天のこちらのお店

実際に使ってみて、とても快適です。ベッド2台まとめてカバーで覆うので、ゴロゴロ転がってもシーツが全然よれない!ゴムがついているため寝ていてもズレない。購入して4年ほど経ちますがゴム部分は伸びることなくしっかりしています。

あえて難点を挙げるとしたら、サイズが大きいため、洗濯後にシーツを取り付けるのがやや手間なことぐらいです。どっちが縦?横?と分からなくなってしまうので、裏側などに小さく印をつけておくと便利です。洗濯機には普通に入るサイズなので心配は要りません。

ベッドカバーで隙間を隠すことはできますが、より隙間をなくしてフラットに仕上げたい場合は「すきまパッド」もおすすめです。

こちらも同じ店舗で購入しました。(すきまパッドとマットレスバンドがセットになっています。単品でも購入可能)。ウレタン素材でできていて、スポンジのような手触りです。すきまパッドを挟むことで、ベッドの「繋ぎ目」のところで寝転んでも、背中がゴワゴワせず快適です。夫婦2人だけで寝る場合は無くても大丈夫ですが、子供と一緒に寝る場合は、すきまパッドをおすすめします。

マットレスバンドは、マットレスを2つ並べ、周りをぐるりとバンドで固定するように使います。つける際は少しコツが必要ですが、かなりしっかり連結できるので、子供が激しく飛び跳ねても平気です。

我が家は上記3点を使って、快適に眠ることができています!ベッドを連結するなら、めちゃくちゃおすすめです。

5.布団派におすすめ!折りたたみできる「すのこ」

以下のような人には布団もおすすめです。

  • 子供がベッドから転落するのが心配
  • ベッドを2台も置くのはスペースが占領されて嫌だ
  • 家族構成が定まっておらず、ベッドの大きさをすぐに決められない
  • ベッドの処分が面倒
  • ベッド2台購入は高いので、なるべく費用を抑えたい

折りたたみできる「すのこ」を使うことで、布団のデメリットである「出し入れの面倒さ」を解決できます。

折りたたむことで布団を干すことができるので、衛生的にもgoodです。

すのこを敷くことによって湿気が溜まりにくくなるので、和室がなくフローリングで寝る人にもおすすめです。

ベッドフレームやマットレスを全部揃えると高額ですが、すのこと布団であればコストを抑えることができます

6.結論

転妻の立場から、転勤族夫婦におすすめの寝具についてご紹介しました。

こんな人にはベッド2台の連結がおすすめ
  • 布団を片づけるのは面倒
  • 喘息持ちで、床のハウスダストが気になる
  • 質の高い睡眠を確保したい
こんな人には布団×折りたたみ「すのこ」がおすすめ
  • 子供がベッドから転落するのが心配
  • 寝室のスペースも有効活用したい
  • なるべく低コストで寝具を揃えたい
  • 家族構成が定まっておらず、ベッドの大きさをすぐに決められない
ベッド購入時のポイント
  • 跳ね上げ式の収納付きベッドは、間取りを選ばず収納スペースUPできるのでおすすめ
  • 部屋の広さだけでなく、ベッドを設置した際に、クローゼットやドアは開くかを確認してから購入する

転勤族夫婦のご参考になれば幸いです。