この記事はこんな人におすすめです。
- 赤ちゃんや幼児を連れて引っ越しを考えている人
- ファミリー物件を探す際に気を付けるべきポイントが知りたい人
1.ファミリー物件を選ぶ際のポイント
子供がいる家族の引っ越しにおいて、ファミリー物件を選ぶ際のポイントを簡単にまとめました。
- 立地・・・・・・車が使えない人は特に重視すべき。駅から5分以内なら超便利。
- 築年数・・・・・耐震がしっかりしていれば多少古くても大丈夫。
- 防音性・・・・・重視すべき。RC造 or SRC造がベスト。
- 階数・・・・・・1階は便利だが防犯性△。2階以上ならエレベーター必須。
- 広さ・・・・・・ベッドなど大きい家具が入るか、玄関から搬入できるか要チェック。
- 収納・・・・・・子供がいる場合、収納は多いほうが良い。
- 和室・・・・・・なくてもOKだが、子供の過ごす部屋としてあると便利。
- 賃貸or分譲・・・どちらでもOKだが、分譲賃貸はハイスペックなので検討する価値あり。
- 職場からの距離・近いと快適!車通勤の人は渋滞状況も要チェック
以下のような人は、駅近物件、特に駅やバス停から5分以内だと超便利です。
- 通勤でバスや電車を使う人
- 車を持っていない、乗らない人
- 自転車を持っているが、雨の日には乗りたくない人
物件選びの際は不動産屋さんの車に乗せてもらうことが多いと思いますが、距離感が掴みにくくなるので、実際に歩いて確かめると良いです。駅から徒歩5分と書かれていても、実際に歩いたらそれ以上かかることも少なくありません。特に、ベビーカーを押していたり、赤ちゃんを抱っこしていたりすると、歩くのに時間がかかるので注意です。
築年数は浅いほうがもちろんキレイなのですが、古くてもリフォームされている物件も多くあり、普通にキレイだったりします。我が家は築20年以上の分譲賃貸に住んでいますが、リフォーム済でとてもキレイですし、年数が古い分家賃は安めなのでお得です。ただし、地震対策として、新耐震基準(1981年以降)で建てられた物件を選ぶ方が良いと思います。耐震基準についてはSUUMOのサイトで分かりやすく解説してありました。
子供がいる家庭は防音性は重視すべきポイントです。建物構造で多く見られる造りは以下の通りです。
- W造(木造)
- S造(鉄骨造)
- RC造(鉄筋コンクリート造)
- SRC造(鉄筋鉄骨コンクリート造)
この中でも、RC造やSRC造は耐震性、耐火性、防音性に優れているため、これらの構造の物件に絞ると良いです。さらに内見時には、壁をコンコン叩いてみて、響く感じがしたら壁が薄い可能性があるので注意が必要です。
また、角部屋もおすすめです。隣接する部屋が少なくなるので、気分的にもかなりラクになります。
小さい子供がいる家庭だと、1階の物件は便利です。転落のリスクがないし、ベビーカーなどでも出入りがラクだからです。我が家は、換気などで窓を開けることも多いので、防犯面を考えて2階以上を選択しています。2階以上の場合は、エレベーター必須です。(ベビーカーや公園グッズなど、子育て中は何かと荷物が多い!)
ベッドなどの大型家具がある場合は、玄関やエレベーターを通れるかも要チェックです。我が家はシングルベッド+セミダブルベッドを繋げているのですが、意外とこれが入る寝室が少なく、物件探しに苦労しました。
あと、転勤族の我が家は据え置きタイプの食洗機を使っています。結構場所を取るので、食洗機が置けるキッチンかどうかも物件選びのポイントでした。
このように、生活に外せない家具や家電が置けるかどうかは重要なポイントです。間取り図だけでは正確な長さが分からないので、あらかじめ長さを測っておいて、内見の時にメジャーで測ることをおすすめします。
和室は無くても良いですが、あると結構便利です。我が家は小さな和室があるので、そこを子供の遊び部屋として使っています。マット類を敷かなくても良いので掃除がラクですし、子供達も気に入っていて、ゴロゴロしています。
賃貸専用物件が分譲賃貸、どちらも魅力的な物件はたくさんあります。しかし、分譲マンションは設備がハイスペックな場合が多く、一度検討してみる価値ありだと思います。
我が家は分譲賃貸のマンションに住んでいますが、管理人常駐で掃除が行き届いている、壁が厚くて騒音が気にならない、リビングは二重窓になっている、など、スペックが高く快適です。築年数にこだわらなければ、賃貸専用物件に比べて家賃もそれほど変わらないので、内見だけでもしてみると良いと思います。
リモートワークも増えてきているので一概には言えませんが、近いと快適です。
私は子供を保育園に預けて働いています。職場が近いと出勤までに余裕ができるので、朝弱いワーママにとっては職場が近いことはとっても重要です。
車通勤の人は、Google Mapで職場までのルート検索をして、渋滞状況を確認しておくと良いです。(実際の出勤時間に検索するのがポイントです)
2.子持ち転妻が考える、近くにあると便利な施設
- スーパー、コンビニ、100均、ドラッグストア
- 小児科(赤ちゃん期は予防接種多い。保育園に通いだしてからは風邪で通院増える)
- 市役所(転入の手続きなどがラク。市役所での子育て支援イベントに参加しやすい)
- 公園
- 図書館
赤ちゃん期は月に2回など、予防接種が多いです。また、保育園などに通い出すと、風邪をもらってくることも多いので、小児科が近いととても便利です。
我が家はネットスーパーやコープをよく使うので、スーパーが近くになくても不便はありませんが、卵や牛乳など、切れたときにサッと買いに行けるところがあると便利です。
また、公園や子育て支援センターなどが近くにあると、同じように近所にいるママさんが集まってくるので、顔なじみが作りやすいというメリットがあります。
3.物件探しに使える、おすすめサイト
事故物件を公開しているサイト。私はこういうのが気になるタイプなので、検討中の物件は大島てるで調べるようにしています。
気になるエリアや物件の口コミを読むことができます。特に、物件の口コミは、過去に住んでいた人や現在居住中の人の口コミなので大変参考になります。
個性的な物件がたくさん集まっています。戸建ての賃貸なども多く、見ているだけでも楽しいサイトです。
4.物件を絞ったら、ここを最終チェック
実際に物件の周辺を散歩してみて、以下のようなチェックをすることをおすすめします。
- 駅からの距離はどれくらいか?
- 近くのスーパーの品揃えはどうか?
- 歩道は危なくないか?
- 環境はどうか?(街の清潔さ、地元の人たちの雰囲気など)
もしスケジュールに余裕があるならば、1度目の内見時とは違う時間帯に訪問してみてください。
日当たりは良いか、夜の騒音や治安は大丈夫か、など、思わぬ見逃しポイントが見つかるかもしれません。
我が家は休日に内見したのですが、見逃しポイントがいくつかありました。
実際に住んでみると、平日は交通量が多く、大通り沿いにあるうちのマンションは騒音がすごいことに気づきました。二重窓なので、窓を閉めていればそれほど気にならないレベルですが、窓を開けるとテレビの音も聞こえない程でした。また、大きな病院が近いため、毎晩救急車のサイレンが聞こえます。
あとは、駐車場から徒歩5分ほどかかるため、雨の日などは子供を連れていると大変。駐車場がマンションの敷地内にあるとよかったなぁと思っています。
不満点もありますが、今は慣れてきて、快適に暮らしています。
5.まとめ
ファミリー物件を探す際のポイントを、子持ちの転妻視点でご紹介しました。
何を重視するかは人それぞれですので、これだけは外せないというポイントを絞ることで、スムーズに物件探しが進むと思います。
この記事が物件探しの参考になれば幸いです。